家族や友人と一緒に過ごす

気心知れた人との会話は心の安定

ストレスを感じたり、気持ちが落ち込んだりしてすっきりしないときには、一人でいるよりも人と会ってみる方法もあります。家族や友人などの、慣れ親しんだ人と一緒に過ごし話をすると、いつの間にか時間がすぎてしまいます。気づくと今までの鬱々とした気持ちから切り替えができて、すっきり気分転換になるという効果があります。一人でいるとどうしてもストレスと正面から向き合ってどんどん深みにはまっていってしまうこともあるので、仲の良い人たちとの会話でストレスを自然解消してみるのも一案です。自分一人で抱えている問題も、他の人の視点から見てもらったら、他の考え方や乗り越え方も見つかって、目の前がさっと明るくなるかもしれません。

仲間と楽しく過ごすと良いことたくさん

仲の良い人たちと過ごして会話をすると、気持ちの安定の面で効果的なことが2つあります。1つめは、幸せホルモンとも言われるオキシトシンが心地よい会話によって分泌されることです。オキシトシンは気持ちを落ち着かせて穏やかにしてくれるのでストレス解消に一役買ってくれます。この物質は、楽しい、心地よいと感じた時にたくさん分泌されるので、楽しい会話を行ううちにたくさん分泌され、ストレスをほぐしてくれることでしょう。2つめは、帰属意識による安心感と自尊心をもたらす効果です。楽しい仲間といることで、自分の居場所がしっかりあると感じて安心したり、自分の意見が他人に認められたり、同調してもらったりして自尊心が高められることで、ストレスへの耐性が高まります。このように、仲の良い人と過ごすことはストレス解消の一つともなりますので、会いに行ったり、電話をして会話を楽しんでみたりしてみてはいかがでしょうか。